CAR bacillus (Filobacterium rodentium) を 「監視項目」として設定いたします

謹啓

 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
実中研ICLASモニタリングセンターでは実験動物の微生物学的品質向上を目指し、常に情報収集ならびに調査、研究を行なっております。
この度、微生物検査項目のうち1項目を監視項目として設定しましたのでご連絡いたします。
 CAR bacillus (Filobacterium rodentium) はグラム陰性の桿菌であり、不顕性感染が多いものの、マウス、ラット、ウサギなどに時として呼吸器感染症を引き起こします。
当センターで2017年5-12月に15,475匹のマウスに対し行った調査では、8施設由来のマウス18匹でCAR bacillus陽性を確認しました (陽性率 0.1%) 。
またその18匹のうち11匹で肺病変が確認されました (61%) 。
このことからわが国のマウスにおけるCAR bacillus陽性率は比較的低いものの、感染することによりマウスに病変を形成する可能性が高い現状が明らかになりました。
これらの結果から肺病変が確認されたマウスではCAR bacillusの追加検査を推奨いたします。

ご不明な点がございましたらICLASモニタリングセンター (monigene@ciea.or.jp) までお気軽にご質問ください。

謹白

平成30年7月吉日
公益財団法人 実験動物中央研究所
ICLASモニタリングセンター

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