新規検査項目追加のご案内

謹啓

 陽春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 当モニタリングセンターでは、下記検査系の確立に伴い、検査受託を開始いたしましたのでご案内いたします。

検査項目: マウスノロウイルス (MNV)
対象動物種: マウス
検査方法: PCR法
サンプル: マウス生体または新鮮便
検査費用 (税別) : 4,000円 (検体が生体の場合は、剖検代として600円 /匹が追加されます。)

検査項目: Bordetella hinzii
対象動物種: マウス
検査方法: 培養法
サンプル: マウス生体
検査費用 (税別) : 2,600円 (剖検代含)

 マウスノロウイルスは特殊なマウス系統を除き、マウスに病原性を示すことはありませんが、海外に搬出する際に検査項目として要求されることが多くなっております。
またBordetella hinzii はマウスの呼吸器病原体で、感染によりマウスは呼吸器症状を呈し、鼻腔、気管、肺に炎症性病変を形成することが明らかになっております。
また、本菌はわが国の大学・研究所の動物施設の約3%に汚染が見られることが判っております。
これら2項目はオプション項目となります。
ご不明な点、ございましたらお問合わせ下さい。
今後とも変わらぬご愛顧をいただけますよう、お願い申し上げます。

謹白

平成22年4月1日
(財)実験動物中央研究所
ICLASモニタリングセンター